プレス部品業者を中心に不具合や生産性の向上を目指したIoT・M2Mシステムの需要が高まってきた。特に、カス上がり、二枚抜きという順送プレスの2大不具合撲滅は大きな課題となっており、そこに顧客からのプレス部品の原価低減が求められSPM(サイクルタイム)短縮の要望も強い。その解決に向けてKMCとエンインダストリーズはH30年度サポイン(戦略的基盤技術高度化事業)で「プレス成形不良ゼロを実現するスライド一体型高感度、高耐久型センサーと予知予防AIシステム」を開発した。製品化にあたり、高感度・高耐久な半導体センサーとM2Mシステム:Σ軍師(マルチセンサー対応リアルタイムデータロガー)とIoT:M-Karte(工場4M情報管理システム)を組み合わせたプレス工場向けIoT・M2Mシステムとして販売を開始する。